友人の助言を受けての帰化申請書類収集の危険性


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帰化申請をするためには、多くの書類を収集し、作成する必要があります。

弊所でも帰化申請の相談を多く受けていますが、相談者の中には、友人の方等から必要な書類等の助言を受けている方もいらっしゃいます。

今回は、助言の危険性について少し考えていきたいと思います。

目次

行政書士等以外は、報酬を得て書類作成をしてはいけない

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行政書士や司法書士等以外が、報酬を得て帰化申請の書類を作成することは違法になります。

また、助言だけでは違法にはなりませんが、帰化申請は各々の生活状況によって、必要となる書類が異なってきます。

仮に、助言を行った方が、帰化申請をした方であっても、今回の帰化申請者と状況が異なりますので、必要な書類も当然異なる可能性が高くなります。

帰化申請書類作成の経験

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行政書士業務は数万種類あると言われています。

その中で、帰化申請書類の作成を経験している行政書士は、多くありません。
また、帰化申請書類作成を業務として取り扱ったことがあっても、数回程度では、まだまだ経験が足りないと考えます。
それだけ、帰化申請をする際に、必要となる書類は多いということです。

また、友人からの助言があったとしても、帰化申請は基本的には人生に1度するかどうかという大きな選択になりますので、1度しか書類を作成したことがない方の、助言が適切かどうか?ということも考える必要があります。

行政書士等で、帰化申請を取り扱っている場合は、何十回と法務局と打合せをしたり、相談にのったりと経験がありますので、経験談から実務のお話をすることが可能になります。

まとめ

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今回は、帰化申請と助言について考えてきました。
帰化申請は膨大な書類が必要になりますので、不安な方は帰化申請を取り扱っている行政書士等に相談することをお勧めします。

帰化申請を検討している方の参考になれば幸いです。


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この記事を書いた人

大阪市中央区で行政書士法人を経営し、帰化申請等の外国籍の方の手続きに精通し、多くの実績・経験・専門性を持っています。

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