地方に住んでいる子供と一緒に帰化申請をしたい場合


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帰化申請と一言でまとめても、帰化申請者の生活状況によって必要な書類等が異なってきます。

また、帰化申請をご検討されている方の中には、家族と一緒に帰化申請をしたいと考えている方も多くいらっしゃいます。

そこで、今回は家族で一緒に帰化申請をするケースの中でも、子供が地方に住んでいるケースについて考えていきたいと思います。

家族で一緒に帰化申請をすることを検討している方の参考になれば幸いです。

目次

帰化申請者が大阪・東京に住んでいるケースについて

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家族で異なる居住地に住んでいるというケースが考えられます。

例えば、父母は大阪で事業を営んでいる。息子は大学生で東京の大学に通っているようなケースです。

このようなケースでは家族揃って帰化申請をすることは可能でしょうか?

大阪で申請する場合

父母が大阪在住なので、大阪帰化申請をする場合について少し考えてみたいと思います。

帰化申請は、申請者本人が申請する必要がありますので、例えば東京の大学に通っている息子と一緒に帰化をしたいと考えた場合、東京に通っている息子が大阪に戻り、申請後に行われる面接も大阪で受けることが可能であれば、父母と一緒に帰化申請をすることができます。

東京で申請する場合

父母は大阪で帰化申請をするが、息子が大阪に戻ってこれない場合は別々で帰化申請をすることになります。

そのようなケースでは、父母は住所地を管轄する国籍課がある法務局で帰化申請を行い、息子は東京の法務局で帰化申請をすることになります。

一緒に帰化申請をすることのメリットは?

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上記のケースにおいて、息子が大阪に戻り、面接も大阪で受けることができることが可能なら一緒に帰化申請をすることができます。
このケースでは、家族一緒に帰化申請をすることになります。

したがって、必要な書類も一つで良いものが出てくるので、書類の収集・作成にかかる労力は少なくなります。

一緒に帰化申請をするメリットはここにあるのではないでしょうか?

しかし、大阪・東京と別々で帰化申請をする場合は、大阪の帰化申請で必要な書類と東京でする帰化申請で必要となる書類と2つ必要になりますので、大阪で同時に帰化申請をするよりも労力は大きくなってきます。

また、大阪と東京では求められる書類が異なることもありますので、困惑する方も出てくるかもしれません。

まとめ

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今回は、家族で帰化申請をする場合に子供が地方に住んでいる場合について考えてきました。
帰化申請は多くの書類が必要になりますので、まずは自身がどのような書類が必要になるのか?ということをある程度把握してから、勧めてくことをお勧めします。

帰化申請をご検討中の方の参考になれば幸いです。


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この記事を書いた人

大阪市中央区で行政書士法人を経営し、帰化申請等の外国籍の方の手続きに精通し、多くの実績・経験・専門性を持っています。

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